2月3日(日)今日は以前から気になっていたイベント、氷室の氷詰め。山歩きを趣味としている「いの町民」としては一度は参加したいと思っていたが、雪歩きの経験もないので躊躇していた。しかし去年アイゼンを購入して雪歩きも始めたので今年こそとの思いで参加してみることにした。
集合が いの町本川の越裏門公民館へ6時30分、家を5時頃に出なくてはならないので前泊で車中泊とした。
2月2日(土)前夜祭もあるのだが2日酔で山歩きもいやだし、風呂にも入れないということで今年はパス。
自宅発21:00→21:42吾北思地→21:58本川長沢→22:21越裏門公民館P
自宅から1時間21分 59.7km 自宅が8℃で本川-1℃ 寒いけど素晴らしい星空 布団にくるまって眠りにつく(Honda FreedSpikeのおかげ)公民館はまだ電灯があかあかと灯っている。
集合場所まではこちら←
5時30分 起床 狭い車内で着替えて朝食、その内に人の気配もし始めて少しあわてて準備をする。
6時35分 駐車場発(主催者準備のマイクロバス)
6時50分 大瀧登山口P着 滝もかなり凍り付いています。
7時5分~ 出発式 今年は29回目 参加者は50人ほど
参加者一人一人が土のう一袋のおがくずを持って上る。
登山道はこちら←
7時15分 登山口 出発 標高748m
大所帯なのでいくつかのグループに別れて出発していく。
橋に向かって急降下
7時18分 橋にも雪が積もっている。川の水の青さが素晴らしい。 距離106m
渡ると直ぐに薄暗い植林の中を上っていく。
7時21分 沢 距離189m
7時23分 土止めの木の段を上がっていく。
7時29分 分岐の標識 詳しくは読み取れない 距離355m
7時31分
7時33分 木の階段は滑りやすいので注意
7時35分
7時37分 所々木の桟道もある。同じく滑らないよう慎重に進む。
7時48分 沢 距離760m
7時49分 沢 距離780m
7時51分
7時56分
7時58分 谷(水場) 標高928m 距離1.17km
8時
8時2分
8時3分 沢 距離1.28km
8時7分
8時8分 沢 距離1.49km
8時11分 谷(水場) 標高976m 距離1.62km
8時13分
8時18分
8時20分 沢 距離1.8km
8時28分
8時48分
8時58分
9時 目の前の折り返しが登山道の東端です。
9時2分 登山道東端の標識 標高1213m 距離2.8km
休憩 いくつかのグループが休んでいる。ほとんど風なし、積雪もくるぶしくらい、去年はここから吹雪だったようで雪も股位あったようだ。
アイゼンをつけている人もいるが自分はなんとかなるだろうと思い付けなかった。
9時12分 出発 右手は雑木林 左手は植林が続きます。
9時15分 倒木
9時21分
9時25分
9時28分
9時34分
9時39分 ロープの急坂 距離3.91km
ここでの急坂、ロープなしでは靴が滑って上れません。アイゼン付けとけばよかった。
9時44分 また何事もなかったように平坦になります。
9時47分 氷室分岐 標高1344m 距離4.08km
ようやくここまで到着、木にはテープが多く巻かれています。右の方向を見るともうかなりの人数が準備をしています。
9時49分
9時50分
9時51分 氷室到着 標高1356m 距離4.17km
休憩、準備 昨年度は氷点下17℃ 寒風吹きすさぶ中での作業だったようだ。それに比べれば今年はたぶん氷点下3~4℃くらい(たぶん)ありがたい。
猪汁の準備や焚火が始まった。
それぞれ準備や行動食をとっている。自分はここからアイゼン装着。
10時22分 出発
氷室分岐
10時24分 分岐を過ぎても手箱山への登山道にトレースがあるので山に登った人のものかと思ったら氷を切り出す場所が上の方にあるらしい。自分は氷室の少し横にあるかと思っていた。
10時26分 急坂
10時29分
10時32分 尾根から分かれてほぼ水平な道を進む。 距離4.5km
尾根を上っていく足跡がない、手箱山へのトレースはないということだ。(勘違いしていた、登山道は尾根を上ってはいかない)
10時35分 ロープの降下 距離4.61km
10時36分 帰りは大丈夫か?と心配になる坂
10時38分 鞍部から沢の急坂が始まる。 距離4.67km
10時40分 上の方から人が降りてくる。
10時41分 大きい氷を背負って降りてきている。しょいこがないとまず無理。
10時42分 引き続いて大きな氷を背負った人が続く。こりゃあ道具がないと何もできないわ...
10時44分 氷を切り出す沢に到着 標高1414m 距離4.73km
沢の本流ではなくて脇からにじみ出てくる水が凍った所をつるはしで割り、それぞれザックに入れて背負ったり土嚢袋に入れて持ち出そうとしている。今年は暖かいのにそれでも相当厚い氷が切り出されている。
出発時間記録忘れ
自分は何も持っていないので土嚢袋に入れた氷を急斜面は滑らして、上りは抱っこや肩でかついでようよう上っていく。ザックに入れて背負っている人もいる。
11時16分 氷室到着 距離5.32km
すぐに計測をしてくれる。一回目は15kgだ、これでもようやく持ってきたという感じ。45kgを越す人もいて驚くばかりなり。計測後おがくずと混ぜ合わせながら氷室の小屋に敷き詰められていく。
11時24分 二回目に出発したが...
11時29分 お昼にするというので上るのをやめて引き返してきた。午前中750kgの氷を運んだようだ。
昼食はおにぎりとパンを持参していたが、猪汁の炊き出しがありいただく。何よりも暖かいことがうれしい。白ご飯を持参してぶっかけ飯にしたほうが良かったと気づく。
だんだんと霧に包まれてきた。雨もポツポツと降り始めた。
12時20分 作業再開 出発する。
12時23分
12時29分 霧がだんだん深くなる。
12時31分
12時36分 切り出し場着 距離5.89km
12時40分
12時43分 出発
今回は少し軽めだったのですべらさずに主に肩で担いでいく。
13時3分 氷室到着 距離6.41km
2度目は少し小さい塊だったので10kgと予想したが13.5kgであった。合計で28.5kg 氷室に詰める予定が1トン、50人なので一人が20kg運べば達成する数字 ノルマは果たせたかなと思う。
見た目は氷が詰められているとはわからない。
自分の足では 氷室~切り出し場 約560m 20分程度 標高差60m
13時6分 雨が強くなってくる。
13時19分 最後の氷到着 運び込んだ氷の暫定値1398kgらしい
13時25分 記念撮影
写真撮影後は準備ができ次第下山というコールがかかる。皆恰好はレインコート仕様
13時32分 下山開始 距離6.44km
13時44分
13時59分 登山道の東端 距離7.77km
14時32分 谷(7時58分通過の水場の谷)
後ろの足のアイゼンが土止めの丸太に引っかかりつんのめって2度転倒する。足に力があればなんとか前足で踏ん張れるのだが疲れが足に来ていてなんともならない。
14時58分 橋
14時59分 登山口着 距離10.43km
大瀧登山口の駐車場にはテントが張られ主催者によるお茶、おでん、あめゆ、てんぷら等のふるまいがあり疲れて冷え切った体には非常にありがたかった。
その後マイクロバスに乗車して越裏門公民館まで帰り帰宅となった。結局雨がやむことはなかった。
※疲れたが多くの参加者と触れ合うことができて良い体験となった。氷を掘り出して行われる7月の氷室まつりにも参加してみたい。
※来年も参加するのであれば持参する食事や能率的に運べる道具を工夫してみたい。
※今回初めての参加だったので記録を調べようと検索をしたが、なかなか詳しい記録には行きあたらなかった、このレポートが参考になればうれしい。
大瀧登山口 0
1時間47分
登山道東端 2.8km
39分
氷室着 4.17km
この間移動した距離2.27km、滞在時間3時間41分
氷室発 6.44km
27分
登山道東端 7.77km
1時間
大瀧登山口 10.43km
合計 3時間53分 総時間7時間44分