2018年1月28日日曜日

88 時間切れ 伊吹山(高知県いの町)

伊吹山(1503.1m)

 1月26日(金)去年から何度も行きたかった伊吹山、熊が怖くて一人ではいけそうにもなかった。
 皆さんのレポートを見ると冬場はふかふかの雪と霧氷が美しいそうだ、冬場は熊も出てこないだろうかと勝手に想像して、今年最強寒波来襲の中挑戦してみることとした。

自宅発→R194号→8:09上八川思地→8:25本川長沢→県道40号→9:01寺川→9:29白猪谷バンガロー手前の橋の広場

家を7時20分頃出ているはずなのだが、ガソリンを入れたりコンビニ立ち寄ったり、あと一件用事をしたりしているとかなり出遅れてしまった。長沢ダム周辺の40号線も雪も残っているがそれほど大したことはなかったのだが、旧越裏門小学校から奥に入ると様相が一変、雪で滑らないよう時速は20km。さらに寺川で右折して林道に入ると雪が融けている場所が少ないくらいの道になる。ようやくたどりついてもどこが登山口かわからないので少しうろうろしてしまった。

登山口まではこちら

ダム湖周辺の氷の芸術 いろんなところから水がしみだしてきて凍っています。



























寺川の分岐 右に入っていく 凍っていそう




















9時17分 雪道にはあまり慣れていないのでおっかなびっくり




















9時25分 駐車する前にバンガローから奥へ少し行ってみる。




















9時29分 引き返して橋の手前の広場に駐車
      身支度をするのだがフリースを忘れている。カメラも持ってきていない。

9時57分 徒歩で進むことにする。気を付けないと所々氷になっていてすべりやすいです。雪の上を歩きます。




















10時1分 標識 左 しらさ峠




















登山道はこちら 林道歩きも表示しています。

10時2分 車道の終点にワサビ畑が見えて来ました。ここの手前まで車でなんとかこれそうです。




















10時5分 ここを登山口として出発 畑を突っ切ります。(実はこれは間違っていました。下山の時に分かりました。)(レポートによって登山口が違うので困ってしまいます。)                標高900m

10時8分 砂防ダム 左上に上がります。




















10時8分




















10時10分 物資運搬車のレールでしょうか。ようやく登山道らしきところに合流。




















植林の中急坂が始まります。

10時11分 トレースは動物の足跡のみ




















10時12分 アブリの記録を忘れていてこのあたりでon




















10時14分 沢 石を確かめて慎重にわたります。  距離78m




















10時16分 倒木 下に滑り落ちないように山側にすり寄ってトレースをつけていきます。




















10時18分 ほぼ水平  距離299m




















10時20分




















対岸には上の登山口に続く林道が見えています。




















10時25分 ここも山側にすりよって歩いていきます。




















10時29分 橋が見えて来ました。  標高958m  距離590m




















見た目はきれい しかし雪を払ってみると穴ぼこだらけです。慎重にわたる。渡り終わったのが10時37分





















10時39分 植林のジグザクの急坂




















10時41分 レールがまた見えて来ました。  距離850m




















10時50分 ようやく林道まで上がってきました。
               標高1032m(1015m)  距離1.15km





















10時53分 轍の後を追っていきます。良かった!!人が来ているみたいです。ここも慎重に雪の上をあるかないと轍のあとは凍っています。




















10時57分 上の登山口です。愛媛No.の箱バンが一台止まっています。さて、この人たちと会えるのでしょうか。ここからはトレースがついているので安心です。
                  標高1044m(1020m)  距離1.43km




















11時3分 沢を渡る。水が見えている沢は渡りやすい。  距離1.56km




















11時8分



11時14分




















11時21分 沢  距離2.04km




















11時26分 植林を抜ける  標高1182m  距離2.23km




















11時29分 ワサビ小屋 ワサビ畑 今も栽培が続けられているのか冬の姿では分かりません。            標高1183m(1160m)  距離2.33km





















すぐに沢 岩の多いところは先行者の足跡を正確に踏まないと石の思わぬすきまに足を突っ込んでしまいます。


11時33分 沢


11時35分 赤テープをくぐって沢




















11時36分 段差を上ります。




















11時38分 困ったことにこの斜面のトレースが消失しました。上からなだれ込んだのでしょうか。




















踏み込むとズポッズポッと膝くらいまで沈み込みます。下の地面を確かめながらできるだけ山側に沿って歩いていきます。





















11時43分 うれしいことにトレースが復活しました。先行の方はいつ入られたのでしょうか?今日短時間にこれほど雪が降ったのか、上から崩れてきたのか少し不明です。?
                            距離2.58km

11時45分 植林へ入る  距離2.63km




















11時50分 植林の上のへりを通って雑木林に入ります。随分明るくなってきました。




















11時51分 木の幹や枝に雪がからみついています。



11時52分




















11時55分 沢  距離2.92km




















11時58分 どんどん高度を上げています。疲れて休み休み上がっていきます。




















12時2分




















12時4分 突然電柱が現れました。電気がいるような設備あるの?とふと思ったら、しらさ山荘がありましたね。自分で勝手に了解    距離3.17km




















12時9分 一段と坂がきつくなってきました。雪も一段と深くなります。




















12時12分 登山道脇にも電柱




















12時21分 大岩の下を抜けると思ったら、手前をさらに急登  距離3.6km




















12時26分 さらにジグザグに高度を上げていきます。



12時34分




















12時36分 子持ち権現の方向だと思うのですが、雲に包まれて頂上は見えません。




















12時37分 なんの標識でしょうか

















雪をはらってみましょう。鳥獣保護区でした。そういえばこのコースはあまり標識を見ないですね。

















12時43分 ようやくゆるむ  距離3.97km




















12時47分 ようやく尾根らしきところに到達 木々の霧氷がきれいです。遠くで風の音がゴーゴーと鳴っています。低気温のせいかスマートフォンのカメラ動作が鈍くなってきました。バッテリー残量もあとわずか、先を急がねば。
                    標高1394m  距離4.08km























12時48分 避難小屋らしき建物が下に見えます。ここはスルーしてしらさ山荘を目指します。









































右下に避難小屋に降りて行く道らしきくぼみが現れたところでトレースが消失しました。




















12時52分 まっさらな道を山荘目指して歩きます。このあたりはの雪は吹き飛ばされたかそれほど深くはありません。























12時53分 ちゃんとしたカメラを持ってきていたらと後悔しました。























12時55分























12時56分























12時57分 山荘近くの大木にも霧氷がびっしり







































13時1分 山荘南側面あたりは雪が吹きだまっており、一気に股まで沈みます。町道へ上がるのに困りました。




















横を見ると山荘と駐車場の間にアスファルトが見えています。ここを通って向こうの階段を上がることにします。




















13時4分 階段から上がるとさらに深い吹き溜まり、ずっぼり沈むので歩けません、体を投げ出して這い這いするように進んで行きます。




















ようやく這い上がると町道にはほとんど雪がありません。風がそんなに強いのでしょうか。あと伊吹山まで1時間で往復できそうにもありません、登山計画では15時30分下山なのでもうそろそろ時間切れで撤退を考えます。


















13時6分 大看板の所で引き返す。もはや何を書いてあったのか不明。下に降りるとトイレと書いてあるが避難小屋との位置関係がよくわからないので山荘の方に引き返す。距離も測定し忘れた、寒くて自分もスマートフォンも動作が緩慢なのと物忘れしている。




















 林へ入れば霧氷が見事だろうけれども、今日は予備のカメラすらない、時間もない状態でその余裕すらない。



看板のあたりが登山道だろうか? 先を急いでいるのでそれを確かめる気にもならない。




























13時9分 今日の見納め また雪だまりにずっぽりと入っていきます。























13時12分 もう一度大木の霧氷























13時17分 シラサ避難小屋着      標高(1375m)  距離4.91km
 まだ新しくてきれいかなりの人数が宿泊できそう。 しかし、この周辺にもトレースはない。入ろうとするとドア周辺に雪がたまって開けにくい。大急ぎで食事をとる。まきストーブあり。外気はしのげるがまとわりついた雪はまったく融けない。スマートフォンに予備バッテリーから充電を試みるが低温のせいだろうかまったくだめ。結局下りもアイゼンはつけなかった。






















13時40分 出発 登りが急こう配だった分どんどん降りて行く。すべってもころんでも痛くない。これだけの雪なので慣れている人は滑ってショートカットするに違いない。 しかし、谷にずりおちそうなところはトレースもあまりあてにできないので、しっかり踏み込んで慎重に進む。

14時9分 ワサビ畑、小屋

14時21分 上の登山口  距離7.01km
 まだ車は止まっています。先に上られてまだ帰ってきていない、ひょっとして昨日あたりから小屋泊かテント泊などされているのでしょうか。トレースの消えたのはそのためかも...

林道歩きは凍った下りですので朝よりも気をつけて歩きます。ここで転倒してけがをしたら笑い話にもなりません。

14時27分 登山道へ  距離7.29km

14時45分 登山口   距離8.1km
 途中から自分のトレースがなくなっておかしいと思ったらここへ降りてきた。ワサビ畑少し手前のタンク横、よく見ると赤いテープあり。なーんだここにあったのかと納得。




















あと林道を700mほど降りて行ったら駐車場です。

14時55分  駐車場着

スマートフォンは暖かい車中に置いてしばらく走ったら充電できるようになりました。

 予定より45分ほど早く降りてきましたが、下りの時間も予想できなかったし、天気も良くなかったし、スマートフォンのバッテリーの状態も良くないので山頂までいかなかったのは仕方ありません。


登山口~山荘~避難小屋  4.91km  3時間12分
避難小屋~登山口     3.19km  1時間5分            
  合計         8.1km   4時間17分  総時間4時間43分
(上りの時アプリの起動が遅れたので実際はもう少し距離がある。)